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ほんの少しの勇気が運命を変える、ステキな恋の物語
『The Bookshop』英語版舞台より
ある古い本屋の新装オープンの日。新しいオーナーのジェーンは、子どもの頃からの夢がかなって希望に溢れていた。しかし、そこは怖いウワサで近所でも評判の本屋だったのだ・・・。
夜、店の中を歩き回る音に目を覚ましたジェーンの前に中年の男が現れる。男はかつてのオーナー、ヴィクターと名乗り、一緒に本を探してほしいと頼む。事情を問い質す彼女に彼は答える。
「説明するには複雑すぎる・・・。一世一代のチャンスを逃してしまったんだ。とても貴重な本を無くしてしまって、 3日間でそれを探し出さないと・・・。さもないと永遠にこの本屋に出没する運命なんだ。」
翌日、隣のチョコレート屋のサミュエルが店にやってきた。しかし、声をかけられると彼女は緊張のあまり固まってしまう。極度に内気な彼女は、彼が気になってしょうがないのに、自己紹介すらできないのだった。ヴィクターが見かねて助け舟を出しても、ギクシャクするばかり。
落ち込むジェーンに、ヴィクターは自分の過去を語り始めた。
彼もまた、ウクライナから来た美しい女性ペトラに密かな想いを寄せながら、告白できないまま別れたことを後悔していたのだった。
しかし、サミュエルに気持ちを伝えるべきだ!とヴィクターに諭されてもジェーンはなかなか勇気がもてない。
「幽霊にもできないことなのよ!好きだなんてとても言えない・・・。」
ヴィクターは一生懸命訴える。
「私もそうだった。全く同じ事を昔は言ったよ。でも、ジェーン、君は人生を、本当の人生をつかまなくちゃ。全ての幸せを、障害を、悲しみを、恐れを、そして特に喜びを、君にもたらされる深く、素晴らしい喜びをつかまなくちゃ。」
ジェーンはサミュエルに想いを伝えられるのか?
そしてヴィクターの運命は?
1977年生まれ。俳優・演出家。デ・フォン・ドゥ・ティロワール劇団Théâtre des Fonds de Tiroirs(ケベック市)で創立より芸術監督を務める。1999年ケベック演劇芸術学院を卒業。その大胆なまでに独創的な演出により、2005年最優秀演出賞(Prix d’excellence des arts et de la culture de Québec)はじめ、数々の賞を受賞。フォン・ドゥ・ティロワール劇団以外の主な演出作品に、デュ・トリダン劇団の「HA ha!」(レジャン・デュシャルム作、2004年10月NACフランス語劇場シーズンで上演、2005年the Masque pour la production “Québec”受賞)、デュ・ラ・ボルデ劇団の「Macbeth」「Ubu Roi」「Les feluettes」などがある。デュボワの作品は、遊び心と芸術に対する愛情に裏打ちされた、彼特有の芸術的な厳格さを特徴としている。
脚本家、女優、演出家、デザイナー、レザンファン・テリブル劇団(ケベック)共同創立者。「ブックショップ」はバスティアンが初めて若い観客のために書いた作品であり、パリにある非常に専門的な書店「シェイクピア&カンパニー」を訪れたときに発想を得たという。ケベック演劇芸術学院で学び(1997年より教授を務める)、ラバル大学で劇文学の卒業証書を取得。最近では、ケベックのニヴォー・パルキン劇団のコレクティブ・クリエイション「Lentement la beauté」の共同執筆を手がけた。これまでに演出賞、脚本賞、脚色賞、助演女優賞など数々の複数の部門でノミネート及び受賞。1993年ニッキー・ロイ賞(ディスカバリー・オブ・ザ・イヤー)、ケベック文化芸術賞を受賞した。バスティアンは、新作の開発協力やケベック演劇界に対する独創的で精力的な貢献により高い評価を得ている。
2001年ケベック演劇芸術学院卒。20以上の演劇作品の装置及び小道具(舞台美術)を手がけてきた。最近では、トリダン劇場で上演される「Les Combustibles」(作:アメリ・ノソム)の装置デザインを担当、ペリスコープ劇団による世界初演公演(2007年4月)「Le Psychomaton」(作:アン・マリー・オリビエ)の創作スタッフに参加している。「La Librairie(ブックショップ)」の装置デザインで 2005年ジャック・ペェティエ賞受賞。デザイナーとして活動する一方、Centre d’études collégiales de Montmagnyで舞台技術・マネジメント課程を教えている。
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